監督官庁よりの指導について
2020/3/13
本日、当社(本社:浜松市、代表取締役:武藤菊代)は、監督官庁より指導を受け、高圧
ガス保安法の違反事案(再検査期限切れ容器に高圧ガスを充填)の経過および再発防止に
ついて報告致します。
この度の事案は当社浜松工場において医療用ガス販売会社(以下「販売会社」とする。)
から依頼 を受け、引取した販売会社所有の医療用酸素容器に再検査期限切れが含まれてい
た事とその容器に高圧ガスの充填をした作業者の規範意識の欠如が原因となっております。
なお、販売会社の容器の再検査は当社ではおこなっておりません。
本件発覚の経緯は2019年12月20日に販売会社より連絡があり、販売会社の容器管理データお
よび当社の充填記録、係員の聴き取り等から対象容器1,116本について調査した結果66本の
違反充填があり、そのうち43本について回収の必要があると判明しました。静岡県、浜松
市消防局に報告するとともにこれらの容器の回収を販売会社に依頼し、すでに全て回収して
おります。
なお、浜松工場では、医療用・産業用ガス(酸素、窒素、アルゴン、炭酸ガス、混合ガス)
の充填をおこなっておりますが、これらの自社容器については自社の容器再検査場で再検査
を実施しており、問題はありません。
今般の事態に関しまして、関係者の皆様に多大なるご心配、ご迷惑をおかけしたことを心
よりお詫び申し上げます。
当社といたしましては、既に浜松市消防局より文書による厳重警告の処罰を受けておりま
す。加えてこのたびの指導を厳粛に受け止め、浜松工場をはじめ当社グループ全体における
法令遵守体制の強化および再発防止策の徹底に向けて真摯に取り組んでまいります。
<本件に関する問い合わせ先>
株式会社丸協酸素商会 総務部 野末 TEL053-461-6136